日本の中長距離路線が強いことに一つにこの菊花賞があると思うんですよね。
スピードが大事な時代だからこそスタミナが重要ということ。ステイゴールドもキタサンブラックも、オルフェ―ヴルもディープインパクトも、すごい種牡馬は結局みんなこのレースや天皇賞(春)を使ってるんですよ。これって凄いことです。欧州でセントレジャー使う馬あんまりいませんからね…。
というわけで、今年も楽しみな菊花賞。結論です。
本命馬は前走まで横山典騎手が騎乗してきたということも大きいと思いますよ。どの騎手が乗っていたかということは、その後の操縦性に大きくかかわってきますから。
そういった乗り替わりについての話や騎手の特徴について知りたい方は、是非ジョッキー事典を読んでほしいです。まだの方、是非、買ってください!
では、結論へ。
【菊花賞】
どうやら土曜の夕方から雨が降り、レース中までには止むとしても影響は避けられなそう。もともと改装後の京都芝は内有利とはいえず差しが届くケースが多く、過去2年は1~3枠までの馬たちは一頭も馬券に絡んでいない。土曜夜~日曜昼にかけて雨が降れば、より一層インで立ち回る組は不利になり、外からのマクリ、差しが決まる可能性が高い。
◎マイユニバース
本命にはマイユニバースを狙いたい。
使いながら地力をつけるレイデオロ産駒らしく、未勝利勝ち後は5戦3勝。敗れた2度のうち1度は、外有利&距離不足だった白百合Sで馬場の悪い内を通らされたもので参考外。もう1度は内で追い出しが遅れゲルチュタールに及ばなかったゆきやなぎ賞。3走前にはエキサイトバイオを楽々と差し切っており、前走の九十九里特別は先手を取った後に一旦控えて楽々と抜け出した。
横山典騎手が騎乗してきたこともプラスで、同騎手が大事に乗っていたために操縦性が高く、前走は記録上は逃げ切りでも決して暴走したりしたものではない。前任が横山典ならば、乗り替わりは問題なし。外寄りの枠に入れたのもプラスで、昨年の菊花賞でも穴をあけている長丁場男の武豊騎手ならば、新たな相棒として申し分ない。恐らく今回は好位から末脚を生かす形。持ち味のスタミナを生かしての抜け出しに期待したい。
菊花賞のフル予想と、今年最後の直線競馬、ルミエールオータムダッシュのフル予想などはこちらのnoteをご覧ください。
▽菊花賞フル予想~ルミエールオータムダッシュ他▽
良い週末を!
