昨日の阪神カップは◎マッドクールが理想的なレース運びでしたね。さすが坂井瑠星騎手。本当に荒れた馬場は上手いし馬がしっかり伸びますよねぇ。素晴らしい。
さて、今日はもちろん有馬記念。
というわけで、noteスペシャル予想は…
1、中山10R オルフェーヴルC
2、京都11R りんくうS
3、中山11R 有馬記念
いずれもフル予想をお届けします。
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もちろんここでは有馬記念の結論を…。
今年はこの馬で行きます。
【有馬記念】
横綱ドウデュースがいなくなってしまったが、それでも豪華メンバーには変わりなく。横綱不在も充実の大関がたくさんいるという大混戦になった。
・馬場状態
今年は12月になってほぼ雨が降っていない。師走の中山開催で有馬記念までずっと芝・良馬場が続いたケースは近年だと2017年と2023年で、これは昨年も書いた通り。
2017年はキタサンブラックが逃げ切り、2着には内ラチを通った内枠のクイーンズリングが突っ込んでヒモ荒れ。
2023年は逃げたタイトルホルダー、外から2番手を確保したスターズオンアースが粘り込み、内枠で溜めたドウデュースが差し切り。
いろいろ直前になると他のレースで外枠が来たりして誘惑・迷いが生じるかもしれないが、有馬記念に関しては初志貫徹、内枠有利を想定したい。
・展開
今年は確たる逃げ馬不在。シャフリヤールが逃げる…みたいな話もあるが、大外枠だとまずすぐにコーナーなのでそうカンタンにハナには行けないのがこの舞台。出して行くならディープボンドのハナか、あるいは内枠のダノンデサイル=横山典が思い切って逃げて、あとはじっくり運ぶ……のパターンもあるかもしれない。あまり遅いならべラジオオペラが好位から早めに動きそうだ。
いずれにしても伏兵か内枠の有力どころが先導するフラットペースで、外から押し上げる組にとっては厳しくなりそう。
というわけで、結論。
◎ベラジオオペラ
本命はべラジオオペラ。
これまでの重賞勝ちは…
スプリングS(中山芝1800m)
チャレンジC(阪神芝2000m)
大阪杯(阪神芝2000m)
いずれも内回りの急坂戦で、切れ味勝負より持久力勝負を志向するタイプなのは明らか。前走の天皇賞(秋)のような最低でも上がり33秒台前半を求められるようなレースはまったく合わなかった。そもそも完調手前であることを伝えられる状態でもあったし、その中でもコンマ4差の6着に踏ん張ったのは、むしろ改めて地力を示したと言っていい。
今年は大阪杯を制した他、宝塚記念でも明らかに不利な内枠から大健闘の3着。鞍上が上手く運んだにしても、地力がないとできないパフォーマンスだった。ちなみに当時2番枠のジャスティンパレスは2番人気10着、4番枠のドウデュースは1番人気6着だった。
今回は中山芝2500mという待望の内回り戦。そして、絶好の3枠5番を引けた。本馬の内のアーバンシック、ブローザホーンはスタートが速くなく、好位をスッと取れる可能性が高い。最内にいるのは父・横山典騎手のダノンデサイルだから、行くにせよ控えるにせよ、極めてスムーズにインのラチ沿いを確保できそうだ。
以上、あらゆる面で前走から条件が好転する今回は、絶好の狙いどころ。あとは長丁場で頼りになる横山和生騎手にすべてを託す。