さて、いよいよ大一番ジャパンカップ。
今年のジャパンカップは本当に今後もうないんじゃないかというような激突が見られますね。
8冠馬=アーモンドアイ
無敗の3冠馬=コントレイル
無敗の牝馬3冠馬=デアリングタクト
この夢の対決が実現した背景には、ひとつはコロナ禍。
本来であれば香港などの選択肢も入ってくるところでしたが、今年はそれもなかなかしづらい現状があった。
加えてそれぞれ生産牧場が違うこと。2頭の3冠馬がともに非ノーザンファーム産だったことも大きいでしょう。
そして、最後は陣営の心意気というか、ある意味ファンのために夢の対決をという機運が突き動かした部分はあると思います。
矢作調教師のインタビューを見ていると、必ずしも盤石と言えないながらも、なんとかファンの思いに応えたいという気持ちが伝わってきました。
何はともあれ、夢の対決を楽しみたいですね^^
では、早速ですが今日は結論へ行きましょう。
なお、買い方も重要になるのでジャパンカップの買い方や、もうひとつの大一番=京阪杯の予想などは競馬ノートをご覧ください。
こちらからご覧いただけます。
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では、予想へ。
【ジャパンカップ】
3頭の強さは今さら説明するまでもないが…今年は例年と異なる点がある。それは馬場状態。
10月の東京開催前半は雨が続き、その影響でAコース時から外に出す競馬が目立ち、結果的にその余波でCコースの現在も内が悪く外が伸びる状態。
昨日の最終レースのように時折各馬外に出して結局内が…というレースも観られるが、いずれにしてもスタミナを要するタフな馬場ということは変わらない。
アーモンドアイにとっては2年前のジャパンカップとはまるで異なる馬場状態で戦うことになる。
3強で決まる可能性ももちろんあるが、重箱の隅をつつく価値はありそうだ。
◎コントレイルから。
3強の中で最も信頼度が高いのはこの馬。
前走の菊花賞はまったく条件が合わず、距離以上に枠順や馬場状態は明らかにアリストテレスに向いていた。それでも厳しい内で、しかも掛かりながらも押し切ったのは地力の高さの証。スタート、折り合いなどこの距離なら全く問題なく、軸での信頼度が一番高いのはコントレイルだろう。
対抗にデアリングタクト。
前走は馬場が向いた面もあるが早仕掛けで押し切る強い内容。3歳牝馬はレッドディザイアやデニムアンドルビーでも通用するのがジャパンカップ。スタートを決めて溜めさえ利けばやはり有力なのでは…。
3強の中で少々不安があるのはアーモンドアイ。
前走は強かったが、ベストと言える東京芝2000mが舞台。安田記念の内容を見ても全盛期は少し過ぎたか…と思わせるもので、元来が中距離型だけに今年の馬場状態も不安。もちろん器用さと今さら言うまでもなく能力で克服する可能性はあるが、今回は付け入るスキはありそうだ。
というわけで、割って入る馬は?
ということになるが、普通に考えれば最有力はグローリーヴェイズ。
香港ヴァーズを見ても2400mでゆったり追走できるのは合っており、大外枠も今の馬場を考えれば悪くない。裏街道を歩まされて来てまだ地力を証明する場面がなかったが、今回は条件も揃って大駆けを望めそうだ。
もっともグローリーヴェイズは3強の一角崩しを最も期待される存在になりそうで、さらに穴…ならユーキャンスマイルの一撃が怖い。
前走は久々に加えて内枠も厳しかった。展開向かなかった昨年のジャパンカップでも外から良く伸びており、左回りのスタミナ条件は合う。内が伸びた昨年と比べて今年は外が伸びてスタミナを問われるのもプラス材料で、岩田騎手は恐らく出たなりで溜めて、じっと溜めて、直線は馬群に突っ込んで来るイメージで乗るはず。先週のスカーレットカラーのように決め打ち的な差しが決まれば怖い一頭だ。
↓騎手の動きが手に取るようにわかるようになる!『騎手の取扱説明書』
荒れ馬場歓迎のミッキースワローも大跳びのストライドが邪魔されることなく発揮できれば出番がありそう。走り方はキセキに近いものがあるので、ゆったり走れる長丁場はベストだろう。
◎コントレイル
○デアリングタクト
▲アーモンドアイ
☆ユーキャンスマイル…穴推奨
△グローリーヴェイズ
△ミッキースワロー…穴推奨
△キセキ
△カレンブーケドール
印だけ見たら、つまらない予想かもしれない……
あとは買い方を工夫してプラスに持っていきますので。笑
心は熱く、馬券は冷静に、というジャパンカップでしょう。
買い方は競馬ノートをご参考に、現代競馬は買い方も大事なので、共に学び楽しんでいくことができます。
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そういえばフジテレビの実況誰なんですかね……歴史的なアーカイブにもなるレースは実況が大事だったりして、2008年の天皇賞(秋)はやっぱり青嶋アナの実況が何度見ても最高でしたよね。