おはようございます!
本日は福島夏の名物重賞・七夕賞2023が行われます。かつては1番人気の連敗記録も樹立したレース。その記録はなんと26連敗!
通常1番人気馬の勝率はだいたい30%強ですから、3回に1回くらいは勝つ計算。その中で26連敗ですから、今年の大島が26打席連続で出塁しないくらいのイメージですかね。なかなか大変な記録です。
ちなみに1979年~2004年まで続きました。この呪縛を説いたのはダイワレイダースだったですいかね。ダイワの馬は昔から福島では強かったものです。
さてさて、そんな七夕賞です。
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本日は七夕賞の他に中京ではプロキオンSが行われます。東西重賞のフル予想は、noteよりご覧ください。
▽七夕賞&プロキオンS2023
こちらでは七夕賞の結論をお送りします。
【七夕賞】
七夕賞のイメージといえばやはり、「荒れる」だろうか。かつては1番人気が26連敗(1979年~2004年)したように、波乱の連続。それは今も変わらず、過去10年で見ても1番人気は(2-1-1-6)と信頼度は低く、同期間の馬券圏内30頭のうちちょうど半分の15頭までが6番人気以下。梅雨時の難しい馬場のハンデ戦という位置づけが変わらない以上、この歴史は今年も、そして今後も変わらない。
では、どう荒れるのか? 一昨年はトーラスジェミニ以下、完全な逃げ先行イン有利競馬で、馬番4→2→6という決着。逆に昨年や3年前などは外からの押し上げ、マクリも届く流れになり、昨年は16→6→11、3年前は3→13→12。どちらのパターンになるかの見極めさえできれば、あとはそれに合った馬を狙うのがセオリー。今年は当日の雨予報に加えて、逃げ先行組が11番フェーングロッテン、12番ショウナンマグマ、15番セイウンハーデス、16番シフルマンなど、多くが中~外枠に入ったことで外から先行する馬が内に押し寄せていく隊列になる可能性が高い。内枠勢の有利はあまり期待できず、むしろ外をスムーズに立ち回れる組、あるいは溜めてマクリ気味に動ける組が狙いとなる。
というわけで…
◎グランオフィシエ
グランオフィシエを狙い撃つ。
「操縦性高く2000mなら重賞戦線に乗って来れる器」
とかつてのメモに書いたようにもともと素質があった馬、ようやく軌道に乗って来た。
本馬の素晴らしさは自在に立ち回れるレースセンスの良さ。全5勝のうち4勝を東京で挙げていることから広いコース向きの末脚型のように思えるかもしれないが、馬群も捌ける自在性があり、小回りはむしろプラス。好枠引き、前の馬を見ながら運べそう。戸崎騎手ならあとは上手く外に出して追ってくれる可能性が高い。もともと重賞級の力あり、能力で十分好勝負になる。
波乱の主役になってほしい。