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凱旋門賞2023展望~エースインパクト、フクム他有力馬診断1~

凱旋門賞2023

今年も恒例の凱旋門賞weekがやってきました。凱旋門賞2023。スルーセブンシーズが出走、今年も馬券発売があります。

馬券発売開始は思えば2016年、もう8年目になるんですね。

今回は本番へ向けて、有力馬の考察をしていきたいと思います

海外競馬は出走馬の情報もそこまで多くなく、また馴染みもないと思うので、この記事では凱旋門賞2023の登録馬、出走予定馬のご紹介もかねて、簡単な診断記事を書いていきます。

予想の参考にしてください。

最終予想はTAROの地方競馬(たまに海外)にて公開予定なので、お楽しみに。

15頭が出走を予定していますが、まずは上位人気想定馬+αを何頭かお送りします。

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エースインパクト(牡・3歳・フランス)戦法:差し

デビュー以来無敗、5戦5勝の戦績で参戦予定なのが仏ダービー馬、エースインパクト。フランスダービーでは後方でじっくり追走、直線は極上の決め手を披露し差し切り勝ち。欧州馬としては切れ味がある印象で、軽い馬場への対応力は高そう。逆に言えばタフな馬場になったとき、スタミナを問われたときにどうかという課題は残る。

フランスダービーは芝2100mなので、今回が2400m初挑戦。なお、父はディープインパクトではなく、2017-2018の英チャンピオンSを制したクラックスマン。

フクム(牡・6歳・イギリス)戦法:差し

5歳時にコロネーションカップを制したものの、その後、骨折で約1年の長期休養。年齢的にも復帰が危ぶまれたが、復帰戦で前年の英ダービー馬を破り、勢いそのままにキングジョージでウェストオーバーら強敵を撃破、瞬く間に凱旋門賞戦線に浮上した。

欧州馬らしいパワータイプの差し馬で、タフな馬場には強く悪天候は歓迎のタイプ。なお全弟はあのバーイードという良血馬。

フィードザフレーム(牡・3歳・フランス)戦法:差し

フランスダービーではエースインパクトの4着に敗れたが、その後パリ大賞を制覇。前哨戦のニエル賞では圧倒的な支持を集めたものの、ドイツ馬ファンタスティックムーンの抜け出しに及ばず2着。

パリロンシャン2400mという本番と同じ条件を使われ続けている点は強みで、追ってしっかりしており、長くいい脚を使えるタイプ。ただスタートは遅めで、多頭数になるとやや不安も。

ウエストオーバー(牡・4歳・イギリス)戦法:差し

昨年は英ダービーで大きな不利を受けながらも負けて強しの3着、愛ダービーで順当に巻き返しG1初制覇。その後は凱旋門賞にも出走し6着とまずまずの成績を収めたものの勝ち切れず、ようやく久々の勝利を飾ったのは今年のサンクルー大賞。

キングジョージでは前述したフクムに競り負けたが、内容的にはほぼ差はなかった。馬場不問にも見えるが、陣営はどちらかとうとあまり悪化することは望んでいない模様。

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