昨日の鳴尾記念は◎デビットバローズがキッチリ勝ち切ってくれました。
本当に、さすが岩田望来!
と感じるシーンが増えてきましたね。。エリザベス女王杯のパラディレーヌを見ても、前任の丹内騎手との実力差が着順に素直に反映されていたと思います。
秋華賞 3着 丹内
エリザベス女王杯 2着 岩田望来
まだまだ伸びそうなので手の内に入れておきたい。
手の内に入れるには、是非ジョッキー事典を読んでいただけたら。
この度、重版出来! となりました。
道中の動きが見えてくるジョッキー事典
さて、今日もガツンと行きましょう。
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では、結論へ。
【チャンピオンズカップ】
現在のダート路線を考えると、実はトップグループは出てきていない。まず出てくればこの路線の主役になるはずのミッキーファイトは東京大賞典へ。もっと上に大横綱フォーエバーヤングがいるが、こちらも不在。
そんな中で3歳の新興勢力・ナルカミが人気に推されている…いや、押し出されているというのが全体の勢力図では。波乱の可能性もある。
~馬場状態~
土曜の馬場を見る限り差しも届いている。もともと中京のダートは直線が長く、世間のイメージ以上に差しが届く舞台。データだけを見れば下級条件での逃げ先行馬の活躍により前有利に見えるが、実はそうでもない。近年も差し追い込み型のウィルソンテソーロが2年連続好走、かつてはサウンドトゥルーも2年連続で追い込んで好走している。
~展開~
内枠に入ったウィリアムバローズ、ダブルハートボンドがスピードを生かして先行しそうだが、外からナルカミも前に行く可能性大。ペースはそこまで上がらないか。ただ、人気のナルカミが先行する形になれば、必然的に各馬の動き出しは早くなりそうだ。大外枠にジェルー騎手のルクソールカフェがいる点もカギ。米国スタイルで早めに押し上げて行く可能性大。
~結論~
以上を踏まえて…
◎サンライズジパング
ちょっとこの秋は力を出し切れずにもがいている印象だが、改めて振り返れば、年明けのプロキオンSでは完全に逃げ先行有利の競馬をただ一頭差して来て2着。続くフェブラリーSでは忙しいと思われたダートの1600mで内を突いて差して来て2着。大型馬ゆえにゴリゴリのダート馬かと思いきや、馬体を見ると案外シュッとしており、芝も走れることを考えれば少し溜めた方がいいのかもしれない。
そこで追い風になるのが今の差しが届く馬場、そして初騎乗となる池添騎手だろう。土曜の中京ダートは差しが届いており、本馬には向きそう。鞍上の池添騎手は脚を溜める技術が高く、少し乗り難しいがラストの脚を使えるサンライズジパングとは手が合いそうだ。昨年は早仕掛けが響いて最後伸びを欠いたが、今年はじっくり待てそうな隊列。左回りも歓迎で、直線外からの伸びに期待したい。
では、良い週末を。
