ターコイズSは最近の中山らしい決着でした。そこを捕まえたい…!
とは思ったのですが、まずは今日の予想へ。朝日杯は穴っぽいところから行きます。
というか今日は大川慶次郎さんの命日なんですね。1999年ですか。今の競馬中継だったら果たして自分は競馬ファンになっていたのだろうか、とちょっと思ったりします。ココまでハマってはいなかったかも。とはいえ今の時代に学生を生きていたら、自分の価値観も違ったかもしれないから、やはりそれは時代の流れなんですよね。
さて、予想へ。
【朝日杯フューチュリティステークス】
以前は紛れもなく2歳牡馬ナンバーワン決定戦…だったが、今はホープフルSが定着したために、その地位はかつてほどではなくなっている。
時折ドウデュースのような馬が出現することもあるが、基本的にクラシックを目指すような組はホープフルSに向かうか、あるいは東スポ杯あたりで賞金を稼ぐと、そのまま翌春まで休養…というケースが多い。
以前ならコントレイルやイクイノックスのような馬が朝日杯に出てきていた…と考えるとわかりやすく、そうなれば堅くなって当然。ところが今は基本的にクラシックを目指す組はココには出てこない。だから、不確定要素が増え、昨年のように新馬・未勝利組がいきなり通用するケースも増えている。
1、ホープフルSがG1に昇格し地位を確立したことでこちらに出てくる馬のレベルが下がった
2、賞金を稼いだら休養する組が増えてレベルが下がった
3、1~2の結果として波乱度が上がり伏兵の好走も増えた
というわけで、まずは出走馬のレベルの把握が重要。ハイレベルならそう簡単には荒れない。逆に低レベルならば荒れる。近年でもハイレベルといえる2021年はドウデュース、セリフォス、ダノンスコーピオンで堅い決着だった。この3頭はいずれも翌年のG1ホース(4着ジオグリフも)。
さて、今年は…?
と考えると、実はメンバーレベルは悪くなさそう。無敗の重賞ウィナーが3頭いる他、有力各馬が挙って出走してきた。
◎グッドピース
本命にはグッドピースを狙いたい。
穴馬ではあるが、本馬とて上位勢に引けを取らない実力馬。デビュー戦は今回と同じ阪神芝1600mでスッと好位に取りつくと、力強い末脚で差し切り勝ち。2馬身半以上に余裕のある勝ちっぷりだった。
となると、前走アドマイヤクワッズ&カヴァレリッツォの2頭にまるで歯が立たなかった点が気になるが、レース内容を振り返ると、大外枠から道中は全く壁を作れず終始外を回らされる形。結局最後まで何もできずに、脚を溜めるところが一度もなかった。大敗もノーカウントでOKだろう。
馬体を見ても明らかにパワー寄りで、京都から阪神に戻るのはプラスで、大外→最内枠も大歓迎。今度は壁を作って運べる可能性が高い。鞍上の西村淳騎手も馬場の把握が上手なジョッキーで、外回り戦では頼りになる。それほどペースが上がりそうもないメンバー構成なので、内枠からロスなく立ち回っての一撃に期待して狙いたい。
