今年もお祭りというか、締めくくりですね。
なんだかんだ有馬記念がラストDAYっていうのは緊張感がありますし、盛り上がったいいですね。土曜開催にホープフルSは売り上げがかなり落ちたようですが、それはそれとして、その分有馬記念が盛り上がるでしょう。坂井の騎乗は珍しく超不満でしたが…まぁそれはまた別の機会に…笑
今日はもちろん勝負は有馬記念ですが、他も楽しみなのでいくつかお送りしています。
こちらをご覧ください。
▽有馬記念ほか、勝負レース×3▽
というわけで、こちらでは有馬記念の結論をお送りします。
【有馬記念】
有馬記念は中山芝2500mという独特の舞台で行われる点がカギ。
今年は逃げに持ち込みたいミステリーウェイが6枠11番に入った。取り消しなどがなければ恐らく10番~11番の間に枠の連結部が来るので、11番は内1頭分のスペースができる形になる。切れ込んでハナを奪いに行くには好都合だろう。メイショウタバルと少し枠が離れたのも良かった。恐らくメイショウタバルは逃げても逃げなくてもリズム重視で…と考えているはずなので、最初のコーナーまでにミステリーウェイが主張していけば案外すんなり譲りそう。
また、今年は2頭の他にも前に行きたい組が何頭かいて、内のシンエンペラーは坂井騎手の性格を考えれば前々、あとは12番マイネルエンペラーの丹内騎手、13番アドマイヤテラの川田騎手、15番エルトンバローズの西村淳騎手、16番タスティエーラあたりが積極策を想定。どちらかといえば外枠に伏兵の先行勢が集まった形で、11番ミステリーウェイが引っ張る形になるにせよ、そうでないにせよ、外先行勢が前に行き、その何頭かがバテて脱落していく…という展開になるのでは。
前半ロスなく立ち回り、あとはいかに上手く減速せずに捌けるかの勝負になりそう。
◎メイショウタバル
以上を踏まえて、本命はメイショウタバル。
何よりも今回は最高の枠並びになった。スンナリ先行しやすい3枠6番に加えて、7番サンライズジパング、8番シュヴァリエローズが前に出して行く可能性はほぼないので、外から被される心配は皆無。そしてひとつ内のレガレイラはスタートが速くなく、ルメール騎手も溜めるのが得意。6番枠のメイショウタバルは、最初のコーナーまでにスムーズに位置を取り、第一関門を突破できることはほぼ確実だろう。
理想は逃げ…ではあるが、好位戦での勝利実績もあるように、行く馬がいれば好位でも問題ないタイプ。逃げでも2番手でも、自在に動ける位置を正面スタンドまでに確保できれば、この馬の持ち味を生かせる。
もともとパワーがあるタイプで、前走の東京戦での決め手比べよりも、明らかに中山での持久力戦向き。その苦手な東京芝2000mの天皇賞(秋)でも最後はタスティエーラを差し返し、6着とはいっても2着馬とはコンマ1秒差の接戦だった。ほかの有力馬は、いろいろ条件が付くタイプが多くある意味少し運任せの面もあるが、こちらはほぼ確実に力を出せそう。長丁場では信頼の武豊騎手ももちろん心強く、春のグランプリに続いての激走に期待したい。
では、皆様、良いグランプリを!楽しんでください。
