富士ステークスの振り返りも少ししておこうと思います。
予想としては◎マジックサンズでダメだったのですが、勝ったシュガークンの走りには驚かされました。
この馬は日本ダービーや復帰戦の新潟大賞典でも本命を打っていて、実は結構素晴らしいポテンシャルがあると思っていたのですが、肝心なところに気づいていませんでした…。
それは、マイル適性です。
確かに近走はスピードを見せていたのですが、それでもマイルで開花するとは、完全に盲点でした。そういう意味で、このレースを選択した陣営も称賛されて良いですね。英断オブライエンでした。
今回はスタートがあまり速くなく、前半はマイルでの追走に戸惑っている感じ。しかし、ひとたびエンジンがかかると、ちょっと他の馬とは一枚脚が違いました。差しが届きやすく外も伸びる府中の馬場を加味しても、素晴らしい勝ちっぷりだったと思います。
重度の屈腱炎から復帰した馬ですから、まずは体調次第ということになるかと思うのですが、それでも今回の走りを見るとマイルチャンピオンシップでの走りに期待したくなります。
理由はいくつかあります。
1、富士ステークスでの走りが素晴らしかったこと
→これは言うまでもなく
2、現状のマイル路線がやや手薄なこと
→路線を長らく支えて来たソウルラッシュ、そしてマイルG1完全制覇のジャンタルマンタルがともに引退、現状は主役不在なので新興勢力が入り込む余地は大きいです
3、厩舎も血統も晩成型
→シュガークンの半兄は言うまでもなくキタサンブラックです。シュガーハートの産駒は総じて成長力があります。また清水久厩舎もキタサンブラックのみならず、メールドグラースやトウケイヘイロー、マイネルエンペラー、シュヴァリエローズなど総じて叩き上げて強くなっていく晩成型が多い印象
というわけで、シュガークン、富士ステークスは12番人気という超伏兵での勝利だったのでまだ半信半疑かもしれませんが、マイルCSでも案外侮れないのではないかなと。
もともと富士ステークス勝ちをややフロック視された馬が本番でも走る、というのが最近のマイルチャンピオンシップの定番でもありますからね。
楽しみです。
