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【ジャパンカップ2022予想】~JAPANCUP→WORLDCUPの1日/今年は流れが変わるジャパンカップになるかも~

ジャパンカップ2022

おはようございます!ジャパンカップDAYですね。

※ジャパンカップは東京12レースです!ご注意を。

ジャパンカップというと必ず思い出すのは1999年なんですよね。

国内、日本からは大将格・スペシャルウィークが出走。一方の海外勢もこの年は豊富で、凱旋門賞馬・モンジューを筆頭に、タイガーヒル、ハイライズ、フルーツオブラヴ、インディジェナス…。

ワクワクしたものです。

しかもこの年は凱旋門賞にエルコンドルパサーが出走し、モンジューにあと一歩及ばず2着。そんな悔しさも背負っていた分、より世界が身近に感じられました。

結果はスペシャルウィークが天皇賞(秋)に続いてG1連勝。一方モンジューは4着に敗れました。2~3着にはそれでも海外馬が突っ込んできて、2着インディジェナス、3着ハイライズでしたか。

この2年前がピルサドスキー、3年前がシングスピール、翌年が3着ファンタスティックライト、さらに3年後には中山開催でファルブラヴ&サラファンのワンツー…ただここら辺まででしたかね、外国馬が輝いていたのは。

その後は2005年のアルカセットと、2006年のウィジャヴォードが走ったくらい。

というわけで、すっかり影が薄くなった海外勢なのですが、少し流れが変わるのが2022年になるのではないかなと、期待を込めてそう思います。

というのも東京競馬場に国際厩舎ができて、検疫が随分と楽になるんですね。これまで白井で1週間過ごしていたのがなくなり、直接入厩が可能になった。

結果的には故障で参戦が叶わなかったものの、当初出走予定だったアルピニスタも、この国際厩舎の完成も参戦と無関係ではない…というより大いに関係があると話していました。

もちろん日本馬は強いのですが、そろそろ海外勢の出番があっても良いのでは? というのが、今年のジャパンカップ2022です。

というわけで、そのジャパンカップ、さらには最終レースの京阪杯のフル予想はこちらからご覧ください。渾身の予想です。

▽ジャパンカップ&京阪杯のフル予想&東京9R(オリエンタル賞)の鉄板馬!

こちらではジャパンカップ2022を取り上げます。

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【ジャパンカップ】

ポイントは2つ。

1つ目は日本出走馬の低レベル化。近年顕著だが日程的にジャパンカップをスキップする陣営が増えて来た。天皇賞(秋)からだとやや間隔が短く、多くは香港や有馬記念へ。凱旋門賞組もやはり日程を考えると有馬記念に向かうケースが多い。結局ジャパンカップを使ってしまうと、詰めて秋G1・2戦を使わざるを得ず、かつてのようにその年のG1馬が揃うケースが減った。

2つ目は、東京競馬場に国際厩舎が新設されたこと。当初は出走予定だったアルピニスタ陣営も、参戦理由のひとつに国際厩舎ができたことが大きいと語っていたように、これによって検疫の面でかなり負荷が軽減された。

日本勢の上位独占が当然の光景になっていた昨今だが、今年は外国馬を狙ってみたい。

というわけで…

◎オネスト

オネストはハイレベルだった今年のジョッケクルブ賞(フランスダービー)で5着。

今年の同レースはレベルが高く…

1着 ヴァデニ→凱旋門賞2着
2着 エルボデゴン→コーフィールドカップ
3着 モダンゲームズ→BCマイル勝利
4着 アルハキーム→凱旋門賞

オネストは追走に苦労しつつ最後伸びて来て5着。スピード競馬にも対応できそうな末脚を見せた。

それを証明したのがパリ大賞。決め手を生かし差し切り。愛チャンピオンSではルクセンブルク、ヴァデニ、ミシュリフらを相手に2着。欧州トップレベルと差のない競馬をしている上に、タフなスタミナ戦よりも決め手が生きる条件で走れているのは大きな強みだろう。

父フランケルはいわずもがなソウルスターリングやモズアスコットの父として日本競馬ですでに適性を示しているのも強み。今年の手薄な日本勢相手なら十分通用する。

そろそろ外国馬に…という希望も込めて、今年はオネストに期待したい。

というわけで、今年の東京ラストレース、好レースを期待しつつ、夜のワールドカップまで楽しい日曜日にしましょう!

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