今日は香港チャンピオンズデー! というわけで、コチラも予想してます。買いたいのはスプリントの方ですかね^^
興味のある方はご覧ください。
騎手にはいろんなタイプがいて、それぞれ上手い下手というのも一概には言えない。
つまり状況や馬との相性によって上手さというのは変化するので、何をもって上手いとするかは…。
例えばマイラーズカップに出て来るエアスピネルは、菊花賞で3着の実績がある。その際の鞍上は武豊。
エアスピネルが菊花賞で3着できたのは武豊騎手の真骨頂ともいえる馬を気分よく走らせて脚を溜める技術が炸裂したもので、仮定の話にはなるが、あのときムーアやデットーリがカリに騎乗していても3着にはほぼ来れていなかったと思う。
ではエアスピネルが仮に1200mのG1に出てくるとなったら、恐らく武豊騎手ではまず無理だろう。この場合はもっとガシガシ馬を動かすタイプの方が良い。
つまり状況によって馬にとって結果を出せる騎手は異なるということ。
馬との相性ももちろんあって、特に個性の強い馬ほど騎手を選ぶ傾向が。同じ騎手でもある馬にとっては良いし、ある馬にとっては良くない。もちろん絶対的にヘタな騎手はいる(つまり何に乗ってもマイナスでしかない)。ただ、絶対的に上手い騎手は実はほとんどいない。パッと思いつくのはモレイラぐらいでは?
武豊騎手にしても、ライアン・ムーアににしても、デットーリにしても馬との相性次第ではネームバリュー的にはもっと下の騎手の方が良いケースもある。
そんな話を踏まえてのマイラーズカップの予想へ。
…っとその前に、各騎手の特徴や狙い方についは、『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』をご覧ください。
なんと、この度、3刷決定!!!!
発売から1年経って2度目の重版が決まりました。ありがとうございますm(__)m
内容的には正直時間が経って使えなくなるものではないので、是非一冊持っておいて損はないかと思います。騎手のことを知らずして馬券は買えない。騎手のことを知らずして心の平安ナシ。
騎手が思い通りに乗ってくれないと嘆く前に、騎手のことを知りましょう。良い意味で騎手への期待がなくなるはずです。
↓Kindle版も便利なのでどうぞ。どこでも騎手の特徴を理解することができます。
では、予想へ。
【マイラーズカップ】
騎手の話の流れで、ココは最大限に馬の持ち味を生かしてくれそうなラセットに期待したい。
ラセット=秋山真一郎騎手のコンビはこれが4度目。
過去4度のうち3度は2着に好走しており、その際の人気は古い方から、9→6→4番人気。確実に馬の力を引き出している。
なぜ秋山騎手とラセットのコンビが合うかといえば、やはり秋山真一郎騎手流の脚を溜める技術に尽きる。秋山真騎手は良くも悪くも馬のリズムを重視するタイプで強引さは皆無。その溜める騎乗が末脚一手でこそ力を発揮するラセットには合っている。
昨年の米子S2着、中京記念2着、前走の六甲S2着はいずれも秋山騎手が外から馬群に入れて、直線までジッと待機。直線で馬群を捌いて鋭く伸びて来るパターンだった。
追い込み馬ながらも操縦性は高く馬群を捌けるので案外不発のリスクは高くなく、開催後半馬場はプラス。絶好条件でココも末脚が炸裂するはずだ…!
◎ラセット
対抗以下、フル予想+フローラステークスの結論は競馬ノートをご覧ください。