昨日の阪神牝馬ステークスはやはり例年とは異なる決着。
やはり…なんて言いながら当たったわけではないのですが…苦笑
とはいえ、桜花賞、例年とは異なる馬場であることは明白。今年は内枠有利にはならず、外枠有利にもならず、恐らく中枠有利でしょう。
その上で結論を。
なお、桜花賞やモルガナイトSのフル予想はコチラ。
では、結論へ参ります。
【桜花賞】
近年は内を立ち回った組の台頭が目立つ桜花賞。後にスプリンターとして大成することになるナムラクレアの3着などは最近の桜花賞ならではのもので、かつて終盤開催で外が伸びた頃とはまるで傾向が異なっている。
……が、前述通り今年は少々事情が異なるかもしれない。まず京都開催の復活により、異例のロングランだった阪神は元通りに。ロングランではなくなったら馬場が良くなると思われるかもしれないが、むしろロングラン開催に備えて馬場を維持していた直近数年の方がインが良かった。今年はインがあまり良くなく、先週の大阪杯当日も外有利傾向。今年はバテそうな先行馬も多いので例年のようなイン有利にはならない可能性が高い。
となれば狙いは…
◎アスコリピチェーノ
本馬の素晴らしさはダイワメジャー産駒らしく完成度が高くどんなレースでもできる点。前走は道中少し接触する不利もあったが、それでもキッチリ馬群に収めて、最後は割って伸びて来た。レースぶりも、精神的にも大人。これは多頭数のクラシックにおいて大きなアドバンテージになる。
距離が延びて良いタイプではないだろうが、今回も引き続き同舞台のマイル戦。枠も内過ぎず、外過ぎずちょうど良いところを引けた。
鞍上の北村宏司騎手は大舞台で「映える」タイプではないが、非常にミスが少ないという点で頼りになるベテランジョッキーだ。ココ数年と比べるとイン有利ではなくフラットな馬場もプラスで、信頼の軸。