秋華賞は坂井瑠星騎手のスタニングローズが制覇。人馬ともに初のG1制覇でした。
もっとも、坂井瑠星騎手の活躍は今さらというか、驚きませんよね。
2020年に『騎手の取扱説明書』を執筆した際にも、坂井瑠星騎手の意識の高さは強く感じられました。当時の内容を引用します。
ー坂井騎手というととても印象深いのが、「競馬を観るのが一番の趣味」というモチベーションの高さです。もともと単身オーストラリアへ修行に行くなど、向上心の高いタイプの騎手でしたが、その成果が出始めてると言えるでしょう。騎手というと若くして大金を手にしてしまうために誘惑も多いですが、昨年グリーンチェンネルで放送されたテレビ番組では「遊んでる暇なんてない」「今は競馬が第一」と話していました。実はまだデビューから間もない2016年にも「趣味は競馬」と新聞紙上の記事で話しており、デビュー前には中央競馬の全レースを予想していたそうで、当時の気持ちは今でも変わっていないようです。ー
(騎手の取扱説明書 より)
昨日の秋華賞も隙のない騎乗でした。
期待したナミュールもほぼ期待通りの騎乗。ゲートだけは少し心配だったのですが許容範囲でしたし、上手く流れに乗せて力を引き出してくれました。
1~6着までを6~11番枠の馬が占める、中枠差し有利の競馬。
有力で力のある馬が好枠を引いたことで荒れなかった一戦。強い馬に、運もあったというレースでした。
菊花賞は馬券もスカッと当てられるように、また一週間コツコツ頑張っていきます。
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