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馬は頑張っているよ by横山典騎手のコメントの真意をなんとなく考える【中京記念2022回顧】

中京記念2022回顧

少々遅くなりました、今週最初の更新です。

昨晩のサセックスS、バーイード強かったですね。無敗の制覇、これで9戦9勝。このあとは2000m路線に行くようです。

さて、先週の小倉・中京記念は◎カイザーミノル不発で10着。勝ったのは外枠から先行したベレヌス。ラインをなぞった外枠勢が上位を占める形になりました。

タートルボウル産駒らしい走りでしたね。完敗でした。

期待したカイザーミノルの推し理由のひとつは「横山典騎手」だったのですが、先週のレース後のコメントはいつも通りの、

「馬は頑張っているよ」

でしたね。実はこのコメント横山典騎手が良く出すのですが、最近真意がわかってきたような気がします。

たぶん…なんですが、

特に敗因がない場合なんじゃないかなと。

カイザーミノルは見る限り位置取りも上手くいってましたし、馬場とか展開隊列のアヤで伸びなかったというのが個人的な印象でした。

ただ、騎手は常に敗因を求められるので、例えば雨が降って馬場が悪ければ馬場のせいにしたりとかが多いですよね。雨の日はだいたいそうです。あとは上手く乗れませんでしたとか。

でもそれは理由があって、

状態のせい→陣営の仕上げの問題になってくるので言いづらい

ってのがあります。もちろん全員がこの限りではなく素直に言うケースもありますが、不利とか馬場とか、あとは枠とかにしてしまうのが楽といえば楽。

横山典騎手はそこら辺ある意味素直というか、嘘はつかないので特に敗因がない場合にこのコメントになるのだなと。だから何ってこともないのですが。

理由って聞かれても困ることがありますよね。

なんでテストの点が取れないんだ?

みたいなのも、ただ頭が悪いだけかもしれないし、努力が足りないのか、体調が悪かったのか、いろいろあると思うんですけど、すべてに原因があるわけでもない。

普通に乗ったけど普通に負けた=馬は頑張っているよ

なのだなと思います。

やはり横山典騎手は信頼できますね。

今週末は頑張ります。

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