いよいよ2022年最初のJRAG1がやってまいりました。フェブラリーステークス。
今年のフェブラリーステークスのポイントはメンバーレベルの低さ。
昨年のチャンピオンズカップを勝ったテーオーケインズ、同2着で、川崎記念を圧勝したチュウワウィザード。そして3着のアナザートゥルースはいずれも不在。アメリカで快挙を成し遂げたマルシュロレーヌも海外へ。
東京大賞典勝ち馬オメガパフュームも出走せず、古馬勢は手薄です。
その要因の一つはやはりサウジカップ、そしてドバイワールドカップの存在でしょう。
いずれのレースも非常に賞金が高いため、勝つまでには至らなくてもフェブラリーステークス以上に賞金を稼ぐことができます。そりゃあ能力のある馬や海外遠征に積極的な陣営はそちらに行くのも当然でしょう。
ちなみにざっくり言えば例えばサウジカップで掲示板に乗ることができればフェブラリーステークス勝利と同等以上の賞金を稼ぐことができます。この場合輸送コストなどを考慮していないのでそのまま比較はできない事はもちろんあります。なので目安です。
加えて今年は明け4歳勢の低レベルというのも一因です。
出世レースであるユニコーンステークスが昨年は非常にレベルが低く、上位勢は、その後オープン特別でも苦戦が続いている状況。ユニコーンステークス勝ちのスマッシャーは、その後鳴かず飛ばず。2着のサヴァは先週のバレンタインステークスに出走して掲示板外。
新興勢力の台頭がない上に、既存の勢力の主役は海外に行ってしまったり、出てきていないので、結果的に残された組の争いとなります。
なので、少しハードルを下げて…。
というわけで結論。
【フェブラリーS】
本命はソリストサンダー。
ソダシが逃げ、それなりに前が流れそうな組み合わせ。外枠から流れに乗れるソリストサンダーには絶好の展開。前走根岸Sは追走に苦労し直線は前が壁。距離延長、得意条件に戻れば一変期待大。
戸崎騎手も外枠からの正攻法でこそ最大に力を発揮するジョッキー。外の好位~中団から抜けて来る。
◎ソリストサンダー
相手にはレッドルゼルを筆頭に、少し手広く拾って波乱の可能性も考えて買うつもりです。
フェブラリーS、小倉大賞典含めた東西重賞の予想はこちらで。