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【エプソムカップ2019予想展望】~週末雨予報で馬場がカギ~

エプソムカップ2019予想展望

 

本記事ではエプソムカップ2019の予想・見解を書いていきます。

 

エプソムカップは”隙間重賞”

 

エプソムカップ2019を考える上でまず頭に入れておきたいのは、このレースはどちらかと言えば”隙間重賞”ということ。

本当に強い馬なら安田記念なり、あるいはこの後の宝塚記念なりを目指して行くのだが、そこまでにはまだ及ばない新興勢力の馬たち、あるいはOP~G3あたりを永遠にうろついているようなレベルの馬たち、そういうクラスの馬が一堂に会する多頭数レースになりやすい。

 

波乱度は高くない

 

では、波乱度が高いかと言えばそこまでではない。

過去5年の傾向をみても…

1番人気(1-2-0-2)とまずまず。

6番人気以下の伏兵の3着以内は3頭とそこまで多くない。

2014年 ダークシャドウ(8番人気3着)実績馬59キロが嫌われ人気落ち
2016年 マイネルミラノ(6番人気3着)逃げ粘り
2017年 マイネルハニー(6番人気3着)逃げ粘り

2ケタ人気の馬券圏内はゼロ。

 

馬場状態の見極めがカギ

 

2014年、2015年は内が有利の馬場で立ち回り優勢。

2016年はやや外の方が伸びた。

2017年は内を各馬空ける隊列になり中枠の馬が優勢。

2018年は雨の影響を大いに受け、外が伸び、道悪適性も問われた。

1、連続開催の後半となること
2、梅雨に入る時期で雨の影響を受けやすいこと

これらが上記のようにバラエティーに富んだ馬場状態を生み出している要因のひとつ。

今年は週末雨予報。

もしかすると昨年並みの道悪になる可能性もあるかも。

現状の東京は非常に時計が速いが、それでも連続開催で徐々に内は荒れて来ている。ココに雨が降れば…さすがにイン先行立ち回り型は厳しくなるかもしれない。

今回もし雨が降れば伏兵で面白そうなのはこの馬。

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過去には東京の道悪で圧勝歴があり、血統からも走りからも雨はプラス。正直1800mはやや距離不足の感もあるだけに、ひと雨欲しいクチだろう。

最後に各馬の現時点の見解を。

 

エプソムカップ 2019 出走馬全馬診断(短評)

 

アップクォーク(津村)
→条件はベスト。折り合えばやれて良いが、良馬場向き。

アンノートル(柴田大)
→力つけてきており重賞でも通用するがマイルベスト。中京記念、関屋記念あたりでみたいタイプ。特に中京記念かな。

カラビナ(武藤)
→道悪大歓迎。普通の馬場だとやや分が悪いか。

キョウヘイ
→近走の状況を見ると強気になれない、馬群入れたいので内枠が良い。

サラキア(丸山)
→ココに来ての成長が…? 良馬場向き、内枠欲しい。

ショウナンバッハ(吉田豊)
→決め手非凡。毎度人気にならないがラスト確実。展開の手助け欲しい。

ストーンウェア(中谷)
→前走やや不利。ただあとワンパン地重賞に入ると足りない印象も。条件は合うが…。

ソーグリッタリング(浜中)
→距離ベスト、近走の充実ぶりからも有力候補の一頭。

ソウルスターリング(武豊)
→前走復調気配だが、積極的に買いたいまでは…良馬場向き。

ダノンキングダム(三浦)
→充実一途。レースぶりに安定感アリここでも有力候補の一頭。

ハクサンルドルフ(大野)
→昨年は馬場の恩恵あったが、今年は近況悪い。

ブレスジャーニー(戸崎)
→掛かるので乗り難しい。条件合うが…外伸びる馬場希望。

プロディガルサン(レーン)
→能力は通用するがややブランドで人気先行型。前走も馬場向いており…過信禁物。

ミッキースワロー(横山典)
→地力は上。距離どうか。少し時計掛かる方が良い。ベストは2000m~。

レイエンダ(ルメール)
→人気はするだろうがこの血統は意外と成長力が? という気もする。良馬場向き、底力に欠けるタイプで過信禁物。いかにも藤沢厩舎という感じで、良くも悪くも育ちの良いお坊ちゃんタイプ。全兄レイデオロと同様に退屈なレース(※)に強いタイプ。

今週末のエプソムカップ2019のフル予想や買い方も含めた結論は競馬ノートにて。

 

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