枠、馬場、展開から穴馬を発掘する新時代の競馬予想&情報ブログ

【函館記念 2019 出走馬診断/前編・予想オッズ】~エアスピネル・ステイフーリッシュ他~

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本記事では函館記念2019 出走馬の見解及び予想オッズを書いていきます。

ちょっとこれ久々ですね。函館記念に関しては馬場をきっちり読んで、そして各馬の適性を見ていけば的中に近づけると考えたので今回はじっくり各馬の適性や現況を考察してみました。

やっぱり競馬予想って土曜日曜になって目の前に出走表広げて予想始めるよりは、ある程度の準備が大事だし、それがあった方が確率は上がると思います。

もちろん、なかなかそんな時間もないという方も多いというか大半でしょうから、そういう場合は当ブログをブックマークしてしっかりチェックして、できればさらに競馬ノートも読んでいただいて、良い準備をして臨んでください。

その積み重ねが回収率アップに繋がります。回収率が上がれば競馬を続けるモチベーションにもなりますし、長いこと趣味として良いお付き合いができると思います。

僕は競馬で人生が変わるとは思っていないので、競馬で人生を変えようと思うことには賛同しないですが、競馬で人生がちょっと楽しくなることはたくさんあると思うので、そういう気持ちで読んでいただければ。

さて、前置きもそこそこに…

今年の函館記念のポイントは以下の通り

・枠順 → 基本的にはインがやや有利になりやすいレースではあるが持久力を問われることも
・馬場状態 → 今年は雨が多く今週末も金曜の夜から土曜にかけて雨予報が出ている
・Bコース替わり → 先週までAコースで4週開催からの今週末からBコース、内が有利に戻るかどうか
・巴賞組大量出走 → 例年のことではあるが今年は特に多く巴賞組が9頭と大挙出走予定
・とにかく荒れる! → 過去4年連続3連単10万超、8年連続1番人気馬券圏外!

こんなところでしょうか。

~函館記念 2019 出走馬予想オッズ

続いて予想オッズ。

1番人気 エアスピネル 4.7倍
2番人気 ステイフーリッシュ 5.5倍
3番人気 レッドローゼス 6.0倍
4番人気 マイスタイル 8.5
5番人気 ナイトオブナイツ 9.7倍

上位はこんな感じでしょうか。

人気想定はエアスピネルも大混戦模様。実績で一応売れるだろうが、連複軸として売れるのはステイフーリッシュでは?

単勝=エアスピネル
合成オッズ=ステイフーリッシュ

という構図か。あとはレッドローゼスが前走勝利の勢いで差なく続きそう。枠順次第で、特に8枠に入ると順番が入れ替わる可能性大。

もっとも3年連続で2桁馬番勢が穴をあけているレースでもあることは忘れないでおきたい。昨年のエテルナミノルのように外枠で軽視されて大穴…のようなパターンも。かくいう私もエテルナミノルは消してしまったので偉そうなことは言えないのだが…。

それでは各馬を見ていこう。

~函館記念 2019 出走馬全馬診断

アーバンキッド(横山武54.0)
→過去の戦績、走りを見てもベストは1800mで2000mになるとラストの伸び甘くなる。加えて近況も特に良いわけではなく、前走もさして見どころなし。道悪は上手いので極悪馬場にでもなれば一行の余地ありだが、基本的には消し。

アメリカズカップ(北村友55.0)
→3歳以降の2勝は道悪の京都で、それ以外の馬券圏内は昨年のアンドロメダS、やや離されてやっとの3着のみ。現状の能力的に重賞だと厳しいのでは。

エアスピネル(福永58.0)
→このメンバーに入れば格上ともいえる存在で、マイルG1で普通に勝ち負けしていた実力馬。あとは久々に加えての2000mが課題になりそう。血統的には晩成型、久々も調整は順調で大きな問題はないと思うが、果たしてこの距離でスムーズな競馬ができるかというと…? 人気も加味すると過信禁物。

カルヴァリオ(吉田隼54.0)
→前走1800mの巴賞で掛かって失速。かつて函館芝2000mでの勝利実績はあるものの、その際のレースぶりもやっと折り合って…というのが現実で、だからこそ距離短縮で1600万下を卒業できたということ。再度の中距離挑戦は前走を見ても厳しい。今回よりも再びマイル以下、できれば1200m路線に切り替えてきた時が狙いどころか。

ゴールドギア(幸52.0)
→ロードカナロア産駒の中距離型だが、さすがに今年の春の終盤の2戦は距離が長かった。2000mまでがベスト。そう考えれば今回は条件的には合いそう。器用な脚もあるので小回りも良いし、急坂よりも平坦向き。あとは久々がどうか。それとどちらかといえば繊細な脚を使うタイプだけに、あまり深く考えず乗る騎手との相性はどうかなぁ…というところ。

スズカデヴィアス(57.5勝浦)
→前走は後方待機から驚きの勝利だったが、展開や馬場などがハマった面もあったか。それでも距離不足といえる1800m、しかも59キロを背負って差し切ったのは、やはり水準以上の脚があってこそ。1Fの距離延長はプラスなので、今回も展開次第では出番があっても良いか。Bコース替わりはマイナスなので少し馬場が渋ってほしいところ。

最後に、大穴候補を挙げておきましょう


中央競馬ランキング

前走の内容は久々に見所あり。鞍上と手があっている印象で、コーナー4回2000mというベスト舞台での一撃もありそう。

以上、函館記念2019出走馬診断・後編は明日。

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