今日はマイルチャンピオンシップ2019の予想展望。
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マイルチャンピオンシップは個人的に大好きなG1で、結構昔から思い出深い勝負をたくさんしているんですよね。1997年はタイキシャトル初のG1制覇。当時の1番人気はスピードワールド…と聞くと何となく時代を感じますよね。
実はサイレンススズカも出ていたレースです、まだ覚醒前の…。
2000年はダイタクリーヴァ、2001年はロサード、2002年はサイドワインダー…未だに勝負した馬を覚えているレースです。最近だと2016年のネオリアリズムはかなり大勝負しましたね。ミッキーアイルが抜けるという絶望感…。
さて、今年の展望へ行きましょう!
というわけで、マイルチャンピオンシップ2019の予想展望へ。
まずは人気想定・予想オッズから。
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1番人気 ダノンプレミアム 2.6倍
2番人気 ダノンキングリー 3.5倍
3番人気 インディチャンプ 5.7倍
4番人気 ダイアトニック 7.9倍
5番人気 レイエンダ 12.1倍
6番人気 ペルシアンナイト 15.4倍
7番人気 アルアイン 19.9倍
上位に人気はこんな感じでしょう。
1番人気は混戦の中でも一歩抜け出してダノンプレミアム。復帰戦の前走をキッチリ2着に好走、春のマイラーズCで京都マイル実績を積んでいること、展開的に先行馬が少ないことも追い風になりそう。
2番人気は同じ馬主のダノンキングリー。復帰初戦の毎日王冠を完勝。今回は横山典騎手の騎乗となるので、どのような位置で運ぶか注目でしょう。
3番人気は池添騎手の騎乗が発表されたインディチャンプ。春の安田記念では馬群を捌いて抜け出して勝利。豊富なマイル実績という点では上位2頭を凌ぐだけに、ココでも当然注目でしょう。
差なくスミヨン騎手騎乗のダイアトニックが続きそう。
ダノン2頭とダイアトニックの3D+インディチャンプの4頭までが上位人気形成、その中でもダノン2頭が少し抜けた人気になるかなという想定です。
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マイルチャンピオンシップといえば多頭数で混戦のイメージですが、大穴馬の台頭は少なめ。ココ5年に限れば2桁人気馬の好走はなく、ひと桁人気馬の中で中波乱という傾向。
それでも1番人気の好走率はそこまで高くないだけに、組み合わせ次第では波乱を望めそうです。
ちなみに現在の京都の芝はほど良く荒れて来ており、比較的各馬が力を発揮しやすい状況。先週も人気馬が強く、京都芝は13レース中11レースで馬券圏内。特に京都外回りに関していえば1番人気(3-1-3-0)とパーフェクト。
今週末はCコース替わりとなりますが、極端な内伸び外伸びにはならない可能性が高く、比較的強い馬が力を出しやすい状況と言えるかもしれません。
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マイルチャンピオンシップ、2019年のポイントの一つは騎手の乗り替わりが多いということ。
上位だけを見ても、
ダノンキングリー 戸崎→横山典
インディチャンプ 福永→池添
アルアイン 北村友→ムーア
ペルシアンナイト シュタルケ→マーフィー
レイエンダ スミヨン→ルメール
プリモシーン 福永→ビュイック
といった感じ。それぞれの騎手が馬と合っているか合っていないかを考えるのも重要になりそうです。
その中でも注目はダノンキングリーとインディチャンプでしょう。
ともに騎手の故障や騎乗停止での乗り替わりだけに、果たして相性はどうなのか?
ダノンキングリーに関していえばやはり位置取りはポイントになりそう。横山典騎手はテン乗りだとどちらかといえば手探りになりがちなだけに、前走1800mで出遅れて後方からの競馬となったダノンキングリーをどの位置で運ぶのか。本来は器用な競馬もできるタイプだけに、とにかくスタートを決めたいところでしょう。
もっとも横山典騎手はこの秋の重賞で大暴れ中。
トロワゼトワル→京成杯AH
リオンリオン→セントライト記念
ムイトオブリガード→アルゼンチン共和国杯
武蔵野S→ワンダーリーデル
とG1の前哨戦的な位置づけのレースでなんと重賞を4勝の固め打ち。いずれも伏兵クラスの人気馬を持ってきているわけですから、天才ジョッキー(※)健在というところでしょう。
※個人的に横山典騎手は天才肌というかそういう要素が一番強い騎手だと思います。
一方インディチャンプの池添騎手はどうでしょう?
個人的に福永騎手が合っていたと思ったので果たして誰になるかに注目してました。
デムーロは嫌だな、岩田騎手、松若騎手、北村友一騎手あたりが良いなと思っていたのですが…
答えはその誰でもなく…池添騎手!
第一報を聞いた時の感想としては…
その手があったか!
というところ。面白いコンビだし、独特の勝負勘がある騎手なので、良い気がしますね。脚を溜めるのも上手ですし、タイプ的には合いそうです。できれば内枠を引きたい。
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さて、その他の馬。
ダノンプレミアムは前走久々でめいっぱい走ってからの中2週がどうでるか。能力的には最上位で普通に走れば好勝負できるだけに、あとはその力を出し切れるかがポイント。
ダイアトニックは距離延長がポイントか。本質的には1400mの方が良さそうではあるがセンスもあるのでこなせる範囲。内枠を引きたいところでしょうか。
今回は中穴程度に留まりそうなレイエンダ、ペルシアンナイトあたりは展開一つ。
レイエンダは本来はマイルベストという感じではないですが、平坦は合いそうなタイプ。
ペルシアンナイトは過去2年と比べて能力を言い出来ているかはカギ。過去2年は馬場に対しての枠順も向いた面はあったので…。
アルアインはムーア騎手でのマイルは良さそうですが、昨年は上手く行った部分もアリ半信半疑。
ここら辺を狙うくらいなら上位勢を素直に…もアリだとは思うのですが、気になる大穴馬を最後に挙げておきましょう。
今年のマイルチャンピオンシップ2019、大穴馬は……
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ここ2走は乗り替わりの影響もあったか、また不利もあり力を出せず。今回は馬主が一番合うことに改めて気づいたという主戦騎手に手が戻り、条件は好転。前半出たなりで行ければ姉妹は伸びる馬で京都の外回りもベストに近いだけにハマれば…の期待はある。実績ある内枠を引ければ面白そうです。
今週末は渾身の予想をお送りします。競馬ノートも是非読んでもらえたら嬉しく思います。