今日から夏の新潟&札幌がスタート。小倉が始まらない2場開催は変な感じがしますが、コチラでは札幌を取り上げます。
【しらかばステークス】
札幌競馬は今日から開幕、初日の芝1200m、多頭数ということでココはセオリー通りインを重視。ただ先行勢それなりに揃った印象で、逃げ馬よりはその後ろで控えて好位差しを決められる組を狙う。
本命はスギノヴォルケーノ。
昨夏の北海道では4戦連続で馬券圏内、昨春からの好走を含めれば合計7連続好走と安定感抜群。多頭数の短距離馬でこれだけ安定して走れるのは、
1、スタートが上手い
2、折り合いがつく
3、馬群を割れる
という競走馬として重要な高い資質を持っている証拠で、まさにロードカナロア産駒らしい操縦性の高さが武器のスプリンター。前走はロスアリ競馬でラスト伸び切れなかったが、それでも勝ち馬と0秒3差ならばまずまず評価できる内容。2走前は外差し競馬で馬場合わず、3走前も最終週の馬場で急坂コース、チグハグな競馬になってしまった。
今回は得意の洋芝2戦目、内枠を引け久々に適条件。持ち味の立ち回り能力の高さを生かし、ココは4層ぶりの好走に期待できるシチュエーションが揃った。松田大作騎手は決して派手ではないが、とにかくスタートが上手く立ち回り勝負向きのベテランジョッキーで、北海道では特注。
逃げ馬を見つつの好位から馬群を割って抜け出す。
◎スギノヴォルケーノ
続いて、最終レース。
【札幌12R 3歳上1勝クラス】
順当ならスピード上位のインザムービーだが、本馬はスピードはあるものの追って甘く、人気で信頼したいかというと…。
それならばキッチリ溜める競馬もできる内枠、ファーストフォリオを狙いたい。
カワキタアジンが制した前走の3歳上1勝クラスはハイレベルな外差し競馬で、内枠で出負けから掛かり気味追走だった本馬はノーカウントにできる内容。距離短縮、開幕週の立ち回り馬場で巻き返す。
◎ファーストフォリオ
土曜競馬は以上。
東西メインのフル予想などは競馬ノートにてお送りしています。