騎手の悪口言うな!
ってのは、確か自分で書いたんだったかな?
回収率を上げる競馬脳の作り方
の中でそれっぽいことを書いたと思う。2016年の12月だからそんな昔でもないですね。2年半前か。
ただ、最近その真意が上手く伝わっていないなと感じることがあるんですね。正直、馬券買ってたら騎手の悪口のひとつやふたつ言いたくなりますよ。
〇〇下手くそ~!
××のバカ野郎~!
人間だからね。なんか無理に我慢することもない。それもひとつのエンターテイメントでしょう。
ただ、汚い言葉で罵るのはダメ。死ねとか、落馬しろとか、そういうのは論外ですよ。一片(ひとひら)の愛は欲しい。でも、なんというか無理にストイックになることもないんじゃないかなと最近思います。
一億総コンプライアンス時代
ともいえる現代ですが、個々人までもがコンプライアンスの権化になり、コンプライアンスの同調圧力の駒になる必要はない。ある種そういう鬱憤が巡り巡ってヤフコメやSNSなどの低質な言論空間に向いているわけです。
閑話休題、何より僕が伝えたかったことはそういう私情を挟むとフラットに物事を見られなくなるから、一旦誰かが気にくわないとか、そういう感情は置いといて、レースを振り返りましょうということです。
という前置きから一つ問題です。
ロードクエスト。
今週の安田記念2019にも出走を予定している馬ですが、前走は京王杯スプリングカップでした。
良い手応えで直線に向いたわけですが、勝負所で大きな不利があったんですね。
デムーロ騎手「不利がなければ勝っていた」
小島茂調教師「勝っていたかはわからないけど上位争いをしていた」
ということなんですよ。
では、あなたはどう思いますか?
もし不利がなければ⑫ロードクエストは何着だったでしょうか?
これを考えるのが回顧なんですよね。
回顧とは、いわば馬や騎手の立場に立って、言い訳やタラレバを探す作業です。タラレバをして、もし、ロードクエストに不利がなかっタラ、なけレバ、果たして何着くらいだったか。
実際の字面の着順とタラレバ補正の後の着順に差があればあるほど今後狙いとなるわけですし、それに気付かれていなければいないほど、期待値も上がります。
ちなみに、ロードクエストは不利を受けた上での今回の安田記念となるわけですが、現時点での見解はこんな感じです。
ついでに穴馬として狙いたい馬も理由とともに挙げておきましょう。
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私がリスペクトする亀谷さんだったと思うんですが、言い訳上手は回顧上手、というようなことを昔仰っていて、まさにそうだなぁと思います。
見苦しいタラレバは避けたいものです。しかしながら、今後に繋がるタラレバ、馬の立場に立った言い訳は、上手くできるようになると回顧上手になります。
もし回顧のやり方がわからない方がいたら、競馬ノートを読んで、質問を送ってください。丁寧にお答えします。