今週末はエリザベス女王杯2019。オークス馬ラヴズオンリーユーや秋華賞馬クロノジェネシスら3歳勢が古馬と初激突となる一戦。
さて、展望の前に先週末は4重賞にJBCにと盛りだくさんな週末となりましたが、一進一退でしたね。
スポンサーリンク
的中した重賞は2つ。
~ファンタジーS 2019 結果
1着 △6レジステンシア(6人気)
2着 ◎12マジックキャッスル(1人気)
3着 ☆14クリアサウンド(2人気)
こちらは混戦なので馬連中心、しかし微妙なプラス。
大物感のある馬はいなかったですかね。暮れのG1に繋がるかもかなり微妙な印象を持ちました。
~みやこステークス 2019 結果
1着 △1ヴェンジェンス(7人気)
2着 ◎3キングズガード(10人気)
3着 △14ウェスタールンド(6人気)
悔しかったのはコチラ。先週の重賞の中では最も自信があり、唯一競馬ノートでの勝負レースに指定したのですが…
微妙に2列目抜けでワイドのみ…。ヴェンジェンスは5番手でしたから、2列目まではとひと息でしたね…展開の読みが甘かったかなという反省大。
さすがに先行馬壊滅までは行かないくらいかと思ったら、インティが想定以上に押さえが利かなかったですね。藤岡兄騎手はあそこで引いたら終わりですし、間のリアンヴェリテも同様。この流れはインティが誘発したものでした。
4角の落馬や不利は、まくりが届くレースにありがちで、ハイペースのレースで3~4コーナーからまくる馬が出現するレースはインの2列目以降は高確率で不利を受けますから、アングライフェン(北村友)あたりはむしろ最低限に不利を押さえて上手くパスしてきているんですが、それでもいろいろ言われてしまうので騎手とはつらい職業だなぁ、と余談ながら思いました。
そんなことはさておき、的中したとはいえ悔しい一戦でした。
なお、昨日のJBCは◎ヤマニンアンプリメがキレイに買ってくれたJBCレディスクラシックは的中、ただ悔しかったのはJBCスプリント。ノボバカラ届いてくれよ…。3連単34万持ってて一気にプラスになるかと思ったのですが、残念でした…。
ま、ハナ差で笑い、ハナ差で泣くのが競馬ですね。切り替えていきましょう!
さて、今週末はエリザベス女王杯2019が開催されます。早速予想オッズ~人気を見ていきましょう。
スポンサーリンク
1番人気 ラヴズオンリーユー 2.9倍
2番人気 クロノジェネシス 4.0倍
3番人気 ラッキーライラック 5.9倍
4番人気 スカーレットカラー 8.1倍
5番人気 クロコスミア 13.1倍
6番人気 ゴージャスランチ 18.0倍
7番人気 ウラヌスチャーム 19.1倍
以下
センテュリオ ポンデザール フロンテアクイーン サラキア シャドウディーヴァ…
と続く感じでしょうか。
恐らく予想オッズ1番人気は無敗のオークス馬ラヴズオンリーユー。オークス以来一頓挫あってのぶっつけ本番とはなりますが、無配ブランドもありますし単勝は2倍台後半~3倍代前半くらい。複勝の方は多少甘くなって1.4~1.9倍くらいの想定。
続くのは秋華賞を久々で制したクロノジェネシス。
3歳の2頭が人気を集めそうです。
古馬勢は府中牝馬S組、人気は実績上位のラッキーライラック、そして府中牝馬Sで鮮やかな差し切り勝ちを決め、これで重賞3連続好走となったスカーレットカラーあたりが続きそうです。
2年連続で穴をあけているクロコスミアも、過去2年はいずれも9番人気でしたがさすがに今年はそこそこ人気を集めそうで5番人気くらいを想定しています。
カレンブーケドールやミッキーチャームが抜けたことで全体としてはやや手薄、比較的上位と下位の人気がハッキリしたエリザベス女王杯となりそうです。
スポンサーリンク
さて、エリザベス女王杯といえば注目すべき点があります。
それは…
外国人騎手!
今さら当たり前だろ! と思われるかもしれませんが、とりわけエリザベス女王杯は外国人ジョッキーが人気以上に活躍することが多いレース。
2018年 リスグラシュー 3番人気1着 →モレイラ
2017年 モズカッチャン 5番人気1着 →デムーロ
2016年 クイーンズイング 3番人気1着 →デムーロ
同 シングウィズジョイ 12番人気2着 →ルメール
2015年 タッチングスピーチ 4番人気3着 →ルメール
2012年 ピクシープリンセス 5番人気3着 →デムーロ
2011年 スノーフェアリー 1番人気1着 →ムーア
2010年 スノーフェアリー 4番人気1着 →ムーア
外国人騎手のビッグレースといえば人気を集めてしまう傾向が強いですが、このレースでは結構人気薄で持ってきているんですね。今年も人気薄に騎乗する外国人騎手が多く注目です。
ちなみに、偶然ではなくてそもそも芝2200mは独特の持久戦になりやすく外国人騎手の腕が生きやすい傾向があります。もうずいぶん前、17年前ですか、ジャパンカップが中山2200mで行われたことがありますが、その際の勝ち馬、2着馬はともに外国馬&外国人騎手だったのは偶然ではありません。最近でいえば昨年の宝塚記念ではワーザーが穴で激走しましたね。
ビッグレースで外国人騎手が活躍するなんてのはもはや当たり前なのですが、エリザベス女王杯では特にその傾向が強いということは覚えておいて損はないはずです。
ウラヌスチャーム →マーフィー
ゴージャスランチ →デットーリ
センテュリオ →ルメール
ラヴズオンリーユー →デムーロ
ラッキーライラック →スミヨン
以上5人が騎乗予定ですが、人気薄の馬も含まれており、注目したいです。
スポンサーリンク
上位人気の簡単な見解を。
ラヴズオンリーユー(デムーロ)
→オークスは苦しい位置取りに見えたがあそこから伸ばして来るのは良くも悪くもデムーロという感じ。久々がカギになるが能力的には有力。最近まったくアテにならないジョッキーで信頼ガタ落ちだが、JBCクラシックのオメガパフュームを見ても条件戦だとすぐに諦めてしまうものの大一番になると目の色変えて追えるようになるみたいなので、今回も有力。
クロノジェネシス(北村友)
→秋華賞はこの馬らしい、そして北村騎手らしい好騎乗もあり完勝。叩いてよくなるタイプではないのと、外回りよりも内回り向きの印象が強いので、条件替わりは若干割引。予想オッズ2番人気となるが、買い時は前走だったかも?
ラッキーライラック(スミヨン)
→安定して走れてはいるが、戦績通りデビュー当初~3歳前半と比べると若干落ちてきている印象。もともとピーク短めのオルフェーヴル産駒で、過去のイメージほどもう強い馬ではない可能性もある。乗り難しさもあり、あとは騎手頼みだが現時点では押さえ候補というくらい。
スカーレットカラー(岩田康)
→岩田騎手らしいバキューンという騎乗が上手くハマっており充実期。ヴィクトワールピサ産駒特有の激しさがあるので距離延長と外回りはカギになりそう。内で馬群に詰まって追えないくらいの方がラストは伸びる。ラスト3Fというよりは2Fの脚をどう生かすかがカギなので騎手次第。延長はプラスとは言えない。
スポンサーリンク
最後に穴馬を挙げておきましょう。
現時点で人気どころならばやはりラヴズオンリーユーが有力と見ますが他はあまりアテにならない印象。伏兵の出番もありそうな一戦。
その中で最大の惑星と言えるのはこの馬!
→人気ブログランキングへ
前走は騎手としてはやれることはやったのだろうが、良くも悪くもあれが限界だったか。明らかに外国人騎手向きの持久力型で、今回本当の意味で乗れるジョッキーが騎乗できるのは大きなプラス、5馬身は変わって来るのでは?
能力的なことを考えてもクイーンSの内容は人気の一角スカーレットカラーあたりと差はなく、今回の舞台ならば逆転可能だろう。過去2度外国人騎手が騎乗した際も1勝2着1回と連対を果たしており、本馬の非凡な持久力を引き出せれば、この舞台で一発がありそうだ。牡馬相手の重賞→エリザベス女王杯というローテも過去に穴実績多数。
最終的には枠順なども見た上で結論を出します。エリザベス女王杯は毎年結構勝負しているレースなので、今年も楽しみですね^^