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カラテも大阪杯に出てきてほしい&ダノンザキッドは伸びシロがイマイチ感じられないが鞍上の影響も…

中山記念はパンサラッサの逃げ切りが決まりました。何が何でも逃げるという逃げ宣言通り、速い馬が多かった今回のメンバーの中でもいち早く先手を奪いハナを取り切ったのが大正解。

結果的には追いかけた後続勢が失速する形で、逃げたパンサラッサは持ち味のコーナーの上手さもあり、直線でもう一度突き放し。最後は追い上げてきたカラテを2馬身半封じる完勝劇でした。自分の形に持ち込めば強いという、逃げ馬のお手本のような競馬。

期待した◎ウインイクシードは、道中の位置取りはほぼ完璧。松岡騎手も想定通りと話していました。直線じわじわ伸びていましたがあと一歩伸びきれず、本質的には2000mの方がいいのかなという内容でもありました。まだ衰えはないと思うので、ローカル2000m重賞あたりなら順調に使えれば一発がどっかであるんじゃないかなと覚えておきたいですね。

◆==中山11R 中山記念 勝負度【C】波乱度【C】15:45

1着 △5パンサラッサ(2人気)
2着 ▲11カラテ(4人気)
3着 △12アドマイヤハダル(3人気)
——-
5着 ◎7ウインイクシード(6人気)

カラテは外からグイグイと押し上げて2着、地上波の中継では中2週ですごく頑張ったというようなことを言われてましたが、重賞に中2週で出てくることがこれだけレアケースになったのも時代なんですかね。なんとなく昔だったら普通のローテーションだったのにと思ってしまうのは、もしかすると逆に私の頭が平成というか20世紀で止まっているのかもしれません。いずれにしても追って良さのある馬なので、マイルからの距離延長は全く問題なかった。なんなら2000mぐらいまではいけると思います。初勝利は2000mですね、希望を言えばぜひ大阪杯に出てきてほしいなと、パンサラッサも大阪杯に行くみたいなので、ともに。

さて、表題のダノンザキッドについてなのですが、ちょっとこの馬に関しては気がかりな面があります。確かに外枠が痛かった面もあるし、出遅れが響いたのもあるでしょう。ただ気持ちが張り詰めてるというか、どうしてもピリピリとしてゆとりがないのが…。川田騎手の連続騎乗の弊害という面もあるのかなと。

川田騎手は押しも押されぬトップジョッキーですが若いころから騎乗を続けると多くの馬が掛かるタイプになり距離が持たなくなる傾向があります。大成したのはだいたい若い頃は別の騎手→仕上げで川田騎手、ですからね。ダート馬は別ですが。

今後の伸びしろを考えるとやはり、もはや1800m長い、マイル以下での巻き返しに期待したいですね。

ひとまずそんなところで、2月はちょっと小倉で一撃を穴が当たった以外はいい予想ができなかったのでとても悔しいです。追い込み馬好きを少し改めようかなと感じました。サラッと書いてますが、これ結構大きなことです。

3月、改めて頑張ります。

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