枠順確定を見た時に正直少しだけ胸騒ぎがしたのですが、胸騒ぎのする結末となった安田記念。
結果的には初志貫徹で臨み、今年の2強は揺るぎなし、割って入るならサングレーザー、あとはステルヴィオ、この2頭が主力…。はい、つまり全くのハズレ。
~安田記念 2019 結果
1着 △5インディチャンプ(4人気)
2着 …2アエロリット(3人気)
3着 ○14アーモンドアイ(1人気)
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15着 ◎15ダノンプレミアム(2人気)
日曜の東京芝はかなりインが有利。
日曜日の東京芝はかなりインが良かったですね。
・東京8R 3歳上1勝クラス
・東京9R 香港ジョッキークラブT
ロジクライがヨレて内の馬の進路を塞ぐ形になり、それが大きな影響を及ぼしたレースですが、そもそもダノンプレミアムがスタートで後手を踏んだことが不利を受けた要因の一つでした。これまではスッと出ていた馬だけにちょっとこの出遅れは想定外でした。
仮にダノンプレミアムがきちんとスタートを出ていたとするとロジクライはダノンプレミアムが壁になる形で恐れ以上内の馬にはそこまで被害がなかったかもしれず、そう考えるとレースは生き物ですね。
なお、ダノンプレミアムは昨日の馬場状態だと仮にスタートを決めても、なんとなくどっちにしろ来れなかった気がします。
いずれにしても普段はゲートをスッと出る馬が大一番で出なかったわけですから、競馬って難しいなと感じる結末でした。
勝ったインディチャンプはスタートから少し促して位置を取り、あとは終始インにピタリと点ける作戦、直線は馬場の良いところに持ち出すと、手ごたえ十分にモズアスコットを少しだけ弾いて馬場の真ん中へ。そこからスパッと切れて、持ち味の一瞬のキレ味を生かしました
福永騎手は東京芝1600mの捌き方が本当に上手ですね。東京新聞杯は勝ったとはいえ実は少しだけ早仕掛けなのですが、今回は完璧でした。ヴィクトリアマイルのプリモシーンに続いて、当舞台のG1で会心の騎乗でした。
アーモンドアイは素直に負けて強しと言える内容。ゴール前のストライドの伸びは惚れ惚れするほどで、あの絶望的な展開の中でもあとワンストライドで差し切るところまで来たのは驚異的です。勢いの差だけでいえばブエナビスタが3着に差し損ねたエリザベス女王杯のゴール前に近いくらいの感覚。強かった。
天皇賞(秋)に出走して来るようなら素直に本命でしょう。ダノンキングリー、サートゥルナーリア、さらにダノンプレミアムあたりと東京芝2000mの舞台で激突するレースを見たいです。
というわけで今週末はG1ひと休みでエプソムカップ&マーメイドステークス。
エプソムカップの現時点での注目はこの馬。
前走は完勝と言える内容。大物感という点ではイマイチだが1800mなら好位で流れに乗れるタイプで追われてからもしっかりしておりコースを選ばないタイプ。やや隙間重賞的な位置づけのエプソムカップは条件的には合いそうだ。現在の充実ぶりなら引き続き好勝負。