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【横山典弘騎手】天才ジョッキーが能力を発揮するためには、余計な口出しをしないこと、信頼して任せること、改めてそれを証明した京成杯のダノンデサイル

京成杯はダノンデサイルの勝利。

期待した◎ハヤテノフクノスケは少々早仕掛けだったように思いますが、仕方ないですね。

それにしても、ダノンデサイル、横山典騎手、素晴らしい騎乗でした。

インタビューも饒舌で、何度も聞いてしまいます。

このインタビューにはポイントがあって、

「オーナーサイドが僕と調教師(安田翔伍師)と自由にやらせてもらえるんで」

ココですね。ココが重要です。

横山典騎手は継続騎乗で馬と信頼関係を築いて、能力を引き出すジョッキーです。馬と会話できる数少ない騎手。天才です。

岩田康誠騎手も天才肌だとは思いますが、少し違いますね。岩田康誠騎手は自身が馬そのものに近い、馬と一体になるタイプ。横山典騎手は、あくまでも人間なんですが、馬と会話するタイプです。

ポツンだとかなんだとか、そういうのは個別の現象に過ぎず、この騎手の本質ではないんですよね。

これ、意味わかりますか?

横山典騎手のそういう無気力に見える騎乗って、継続騎乗の中での点に過ぎない。その点が必ず線で結ばれるんですね。でも、点だけ見るとそう見える。線で見たらいい。

これだけのジョッキー、依頼するなら任せてしまうのが一番。

天性の才能を持つ者に、凡人が余計な口出しをするのは良くないんですよ。信頼するなら信頼して、任せる。もちろんプロフェッショナルは自身の立場を自覚していますから、ダメならそれでいい。

これが一番。

僕もよくわかりますよ(笑)。

というわけで、今回は陣営にお任せしたオーナーの勝利でもありますし、安田翔伍調教師と横山典騎手、これまでもたくさん活躍馬を出すこのコンビの、信頼関係が生み出した勝利だったと思います。

ブラボー!(古)

ちなみに、今夜はブルーバードカップ。

今年の交流重賞の旅が始まります。

決意表明とともに、興味のある方はぜひご覧ください。途中まで無料です。

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